WordPress乗っ取りの復旧方法と費用|緊急対処・業者依頼の目安【2026年版】
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最終更新日:2026年09月08日

WordPressが乗っ取られた、管理画面にログインできない、ページが勝手に改ざんされた、身に覚えのないURLが大量に作られている――このような場合は、まず被害の拡大を止め、現在のファイル・データベース・ログを保全してから復旧作業を進めることが重要です。
慌てて不審なファイルだけを削除したり、原因を確認せずバックアップから上書きしたりすると、侵入経路が残ったまま再発することがあります。
WordPress乗っ取りの復旧費用は、軽度なら5万円〜15万円、中度のマルウェア感染や複数ファイルの改ざんでは15万円〜40万円、再構築が必要な重度の被害では40万円〜100万円超になることがあります。
この記事では、1998年創業・4,000件超の制作実績を持つファーストネットジャパンが、WordPressが乗っ取られたときの復旧方法、最初に行う緊急対処、復旧費用の目安、自社対応と業者依頼の判断基準、改ざん・マルウェアの再発防止策を実務目線で解説します。
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ファーストネットジャパンでは、1998年の創業以来、4,000件を超える実績で培った知見をもとに、ホームページの更新・保守・セキュリティ対応から、他社で制作されたサイトの引き継ぎ・乗り換えまで総合的にサポートします。
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WordPressが乗っ取られたときに最初に行うこと
乗っ取りや改ざんが疑われる場合、最初から「元に戻す」作業を始めるのではなく、次の3点を優先してください。
1. サイトを隔離・一時停止する
不正なリダイレクト、マルウェア配布、スパムページ生成などが続いている可能性があるため、必要に応じてメンテナンス状態やアクセス制限を設定し、被害の拡大を止めます。
2. 現在のファイル・データベース・ログを保存する
不審なファイルを削除する前に、現在のWebファイル、データベース、アクセスログ、エラーログなどを保存します。侵入経路を調査するための重要な情報になるためです。
3. WordPress・サーバー関連の認証情報を変更する
WordPress管理者だけではなく、サーバー管理画面、FTP/SFTP、データベース、関連するメールアカウントなど、侵害の影響が考えられる認証情報を確認し、必要に応じて変更します。
WordPress乗っ取りの復旧費用相場
復旧費用は、被害範囲、侵入経路の調査、正常なバックアップの有無、データベースへの影響などによって大きく変わります。
| 被害規模 | 費用目安 | 主な対応内容 |
| 軽度 | 5万円〜15万円 | ログイン復旧、限定的な改ざん修復、認証情報変更、基本的なセキュリティ設定 |
| 中度 | 15万円〜40万円 | マルウェア調査・除去、複数ファイル精査、データベース確認、侵入経路調査 |
| 重度 | 40万円〜100万円超 | WordPress再構築、データ移行、サーバー環境再設定、復旧後の監視 |
| 復旧後の月額保守 | 月額1万円〜5万円程度 | 更新、バックアップ、稼働監視、脆弱性対策、障害対応 |
上記は一般的な目安です。サイト規模や被害状況によって費用は変動します。特に、正常なバックアップがない場合、複数サイトが同じサーバー内で侵害されている場合、データベースまで改ざんされている場合は調査範囲が広がります。
復旧業者によって費用が違う理由
同じ「WordPress復旧」でも、改ざんされたファイルだけを削除する作業と、侵入経路の調査から再発防止まで行う作業では内容が大きく異なります。
見積もりを確認するときは、次の作業がどこまで含まれているかを確認してください。
- 被害範囲の調査
- 侵入経路の確認
- マルウェア・不正ファイルの除去
- データベースの確認
- WordPress本体・テーマ・プラグインの更新
- 管理者・サーバー等の認証情報変更
- Google Search Consoleのセキュリティ問題への対応
- 復旧後のバックアップ・監視・保守
自社で復旧するか業者へ依頼するかの判断基準
WordPressの基本操作ができても、乗っ取りやマルウェア感染の復旧にはサーバー、PHP、データベース、ログなどの知識が必要になる場合があります。
自社対応を検討できるケース
- 侵害前と確認できる正常なバックアップがある
- FTP/SFTPやデータベースを扱える担当者がいる
- サーバーログや不審ファイルを確認できる技術者がいる
- 被害箇所が限定されていることを確認できている
- 復旧後の更新・監視まで社内で継続できる
復旧業者への依頼を推奨するケース
- WordPress管理画面にログインできない
- 正常なバックアップがあるか分からない
- 改ざんされた範囲が分からない
- 復旧しても再び改ざんされる
- 見覚えのない管理者アカウントが追加されている
- マルウェアやバックドアが疑われる
- Google検索やブラウザで警告が表示されている
- 顧客情報・会員情報などを扱っている
- 複数サイトやサーバー全体への影響が疑われる
特に「一度直したのに再発した」という場合は、表面的な改ざん箇所だけを修正し、侵入経路やバックドアが残っている可能性があります。
WordPress復旧業者を選ぶ5つのポイント
1. WordPressだけでなくサーバーまで確認できるか
WordPress本体、テーマ、プラグイン、データベース、サーバー設定を含めて確認できる業者が望ましいです。WordPressの画面だけを修正しても、サーバー内に不正ファイルが残っている場合があります。
2. 調査と復旧の範囲が明確か
「復旧一式」だけではなく、初期調査、マルウェア除去、データベース確認、再発防止など、どこまで対応するかを確認してください。
3. 緊急時の対応方法を確認する
企業サイトでは公開停止が長引くほど、問い合わせや営業活動への影響が大きくなります。問い合わせ後の初動、調査開始までの流れ、復旧までの想定期間を確認しましょう。
4. 追加費用の条件が明確か
調査を開始してから想定以上の感染範囲が見つかることがあります。追加調査やサイト再構築が必要になった場合の費用条件も事前に確認します。
5. 復旧後の保守まで相談できるか
復旧した直後は、再侵入や再改ざんが発生していないかを継続して確認する必要があります。WordPress更新、バックアップ、監視まで相談できる会社であれば、復旧後の運用体制も整えやすくなります。
WordPressの乗っ取り・改ざん・マルウェア感染の違い

| 状態 | 主な症状 | 想定される原因 |
| 乗っ取り | 管理者権限を奪われる、ログインできない、不正管理者が追加される | 認証情報漏洩、ブルートフォース攻撃、脆弱性悪用など |
| 改ざん | ページ書き換え、不正リダイレクト、スパムページ生成 | WordPress・プラグイン・テーマ・独自機能の脆弱性など |
| マルウェア感染 | 不正PHP、バックドア、不正プログラム、スパム送信 | 脆弱性悪用、認証情報漏洩、感染済みファイルなど |
| ハッキング | 上記を含む不正アクセス全般 | 複数の原因が考えられる |
WordPressが乗っ取られた可能性がある症状
- 管理画面に突然ログインできなくなった
- 見覚えのない管理者アカウントがある
- 別サイトへ勝手にリダイレクトされる
- ページ本文やタイトルが書き換えられている
- 検索結果に身に覚えのないURLが大量に表示される
- Search Consoleの「セキュリティの問題」に警告がある
- 見覚えのないPHPファイルなどが追加されている
- サーバー会社から不正利用の通知が届いた
- サイトから大量の不正メールが送信されている
- 復旧後に短期間で再び改ざんされる
このような症状が複数発生している場合は、単一ページだけではなく、WordPress環境全体が侵害されている可能性を考えて対応します。
WordPress乗っ取りから復旧する8つの手順

STEP1:サイトを隔離する
必要に応じて公開を一時停止し、不正リダイレクトやマルウェア配布などによる被害拡大を防ぎます。
STEP2:現在の状態を保全する
Webファイル、データベース、アクセスログ、エラーログなどを保存します。原因を調査する前にファイルを大量削除しないことが重要です。
STEP3:認証情報を変更する
WordPress管理者、サーバー管理画面、FTP/SFTP、データベースなど、関連する認証情報を見直します。
STEP4:不審ファイル・改ざん箇所を調査する
WordPress本体との差分、テーマやプラグイン、最近変更されたファイル、不審な管理者ユーザー、データベース内の不正コードなどを確認します。
STEP5:正常な環境へ復元する
侵害前と確認できるバックアップがある場合は、クリーンな環境へ復元します。被害発生時期が不明なバックアップには不正ファイルが含まれている可能性があるため注意が必要です。
STEP6:WordPress本体・テーマ・プラグインを更新する
復旧後はWordPress本体、テーマ、プラグインを確認し、利用可能な安全なバージョンへ更新します。長期間更新されていないプラグインや不要なテーマは削除または代替を検討します。
STEP7:侵入経路を確認して再発防止策を実施する
パスワード変更、2段階認証、WAF、不要アカウント削除、ファイル権限などを確認します。原因が分からないまま公開を再開すると、同じ方法で再侵入される可能性があります。
STEP8:Search Consoleと公開後の状態を確認する
Google Search Consoleにセキュリティ問題が表示されている場合は、サイト全体の問題を修正したことを確認したうえで審査を申請します。公開再開後もファイル変更、ログイン、検索結果、サイト稼働状況を確認します。
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連絡が取れない、放置してしまっているサイトのご相談も承ります。まずはお気軽にお問い合わせください。


WordPress復旧時にやってはいけないこと
- 不審ファイルを確認せず大量に削除する
侵入経路を調査するための情報まで失う可能性があります。 - 被害時期が不明なバックアップをそのまま戻す
マルウェアやバックドアまで復元する可能性があります。 - 改ざんされたページだけ修正して公開する
別のファイルやデータベースに不正コードが残っている可能性があります。 - WordPressのパスワードだけ変更する
サーバーやFTPなど別の認証情報が漏洩している場合があります。 - 原因が分からないまま通常運用へ戻す
再発を早期に検知するため、公開後もしばらく監視を継続します。
WordPressが乗っ取られる主な原因
パスワードの漏洩・使い回し
管理者パスワードが漏洩すれば、WordPress本体に脆弱性がなくても侵入される可能性があります。他サービスと同じパスワードを使用せず、管理者には2段階認証も検討します。
WordPress・プラグイン・テーマの更新不足
既知の脆弱性が修正された後も古いバージョンを使い続けていると、公開済みの攻撃手法を悪用される可能性があります。
不要なプラグイン・テーマの放置
使用していないプラグインやテーマも、サーバー上に残っていれば攻撃対象になる可能性があります。不要なものは停止だけでなく削除します。
管理者権限の過剰付与
更新担当者全員に管理者権限を与える必要はありません。必要最小限の権限とし、退職者や契約終了した外部担当者のアカウントも定期的に整理します。
独自フォーム・プラグイン等の脆弱性
独自開発した機能で入力値の検証や権限確認が不十分な場合、SQLインジェクションやXSSなどの脆弱性につながる場合があります。
WordPress乗っ取りを防ぐ再発防止策
1. WordPress本体・テーマ・プラグインを更新する
WordPressのセキュリティ対策では、利用しているソフトウェアを適切に更新することが基本です。重要なサイトではバックアップと動作確認を行ってから更新します。
2. 強固で使い回さないパスワードを使用する
WordPress、サーバー、FTP/SFTPなどで同じパスワードを使い回さず、それぞれ異なる十分な長さのパスワードを設定します。
3. 2段階認証を導入する
管理者アカウントには2段階認証を導入することで、パスワードが漏洩した場合のリスクを低減できます。
4. ログイン試行を制限する
WAFやセキュリティ機能を利用して大量のログイン試行を制限します。ログインURL変更だけに依存せず、2段階認証やアクセス制御と組み合わせます。
5. 不要なプラグイン・テーマ・アカウントを削除する
運用に必要なものだけを残し、攻撃対象となる範囲を減らします。
6. バックアップを自動化する
Webファイルとデータベースを定期的にバックアップし、可能であれば本番サーバーとは別の環境にも保存します。バックアップは取得するだけでなく、復元できることも確認しておくことが重要です。
7. HTTPS・WAF・ファイル権限を確認する
HTTPS、WAF、PHPやサーバー設定、重要ファイルの権限なども含め、WordPress以外の環境も確認します。
8. サイトの変更・稼働状況を監視する
不審なログイン、管理者追加、ファイル変更、サイト停止などを早期に把握できる運用体制を整えます。
ファーストネットジャパンのWordPress復旧・保守サポート
ファーストネットジャパンは、1998年創業・大阪市中央区に拠点を置くWeb制作会社です。4,000件超の制作実績をもとに、企画・制作からWordPressの保守・運用改善まで一貫してサポートしています。
WordPressで乗っ取り・改ざん・マルウェア感染が疑われる場合は、現在の状況を確認したうえで、必要な調査・復旧範囲を整理します。復旧後のWordPress更新、バックアップ、稼働監視、セキュリティ対策についてもご相談いただけます。
「乗っ取られているか判断できない」「突然ログインできなくなった」「修復したのにまた改ざんされた」など、まだ原因が特定できていない段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。
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よくある質問
Q. WordPressが乗っ取られたら最初に何をすればよいですか?
まず被害の拡大を防ぐためサイトを隔離・一時停止し、現在のWebファイル、データベース、サーバーログを保全します。その後、WordPress管理者、サーバー、FTP/SFTPなど関連する認証情報を確認・変更し、被害範囲と侵入経路を調査します。
Q. WordPress乗っ取りの復旧費用はいくらですか?
被害規模によって異なりますが、軽度なら5万円〜15万円、中度なら15万円〜40万円、再構築が必要な重度では40万円〜100万円超になることがあります。改ざん範囲、正常なバックアップの有無、データベースへの影響、調査範囲などによって変動します。
Q. 自分でWordPressを復旧できますか?
侵害前と確認できる正常なバックアップがあり、FTP/SFTP、データベース、サーバーログなどを扱える技術者がいる場合は自社対応できることがあります。被害範囲や侵入経路が分からない場合、再発している場合、顧客情報を扱っている場合は専門業者への依頼を推奨します。
Q. バックアップがなくてもWordPressを復旧できますか?
バックアップがなくても復旧できる場合はあります。WordPress本体やテーマ、プラグインをクリーンな状態へ戻し、データベースやアップロードファイルを精査して再構築します。ただし、正常なバックアップがある場合より調査・復旧工数が増える可能性があります。
Q. Google検索にセキュリティ警告が出た場合はどうすればよいですか?
まずマルウェア、不正ページ、改ざん箇所、侵入経路などサイト全体の問題を修正します。そのうえでGoogle Search Consoleの「セキュリティの問題」を確認し、問題が解消していることを確認してから審査を申請します。
Q. WordPressの保守をすれば乗っ取りを完全に防げますか?
不正アクセスを100%防げるとは限りません。ただし、WordPress本体・テーマ・プラグインの更新、バックアップ、監視、強固な認証、WAFなどを継続的に運用することで、侵害リスクの低減と早期発見・早期復旧につながります。
まとめ
WordPressが乗っ取られた場合は、すぐに不審ファイルを削除するのではなく、被害拡大の停止、現在の状態の保全、認証情報の変更、侵入経路の調査、復旧、再発防止という順序で対応することが重要です。
復旧費用は、軽度なら5万円〜15万円、中度なら15万円〜40万円、再構築が必要な重度では40万円〜100万円超が一つの目安です。業者へ依頼する場合は価格だけでなく、調査範囲、侵入経路の確認、追加費用、復旧後の保守まで確認してください。
ファーストネットジャパンは、1998年創業・4,000件超の制作実績をもとに、WordPressを含むホームページの制作・保守・運用改善をサポートしています。乗っ取りや改ざんが疑われるものの原因が分からない場合も、まずはお気軽にご相談ください。
ホームページの保守・管理にお困りではありませんか?
ファーストネットジャパンでは、1998年の創業以来、4,000件を超える実績で培った知見をもとに、ホームページの更新・保守・セキュリティ対応から、他社で制作されたサイトの引き継ぎ・乗り換えまで総合的にサポートします。
連絡が取れない、放置してしまっているサイトのご相談も承ります。まずはお気軽にお問い合わせください。






